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建築に携わる二人で暮らしている家をセルフリフォームしています。

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床リフォーム③|無垢フローリング張り1

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床の捨て張りが完了したので、ようやく花形・フローリング張り着工です。
前回の記事はコチラ ↓

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1.「無垢フローリング」という選択肢

今回のセルフリフォームでは、

  • 彼が無垢フローリングを要望している。(材種問わず)
  • 壁の色や家具の色を考えると、明るい色の床材が合う。
  • 一度無垢フローリングを自分で貼ってみたい。

以上の三点により、無垢フローリングを使ってみることにしました。

しかし無垢材を検討したことがある方でしたら一度は目にする「無垢材は高い」という記述。事実、無垢フローリングを採用すると高くつくのですが、それは無垢材自体の価格のせいではありません。実際にフローリングを張る手順も後述しますが、とにかく合板フローリングと比べると非常に張る手間がかかるのです。

建築業界ではよく聞くフレーズですが、「一番高い材は人材(人件費)」。「無垢フローリングは「業者さんに頼むと」高いというのが、正確です。実際私が今回購入した無垢フローリング(杉材)は2,800円/m2という破格の値段でした。(標準的な性能の合板フローリングは約3,000/m2)

2.フローリングの購入

さて無垢に決定したのはいいですが、なにかしらの方法で床材を購入する必要があります。考えられるのは以下の入手方法でしょうか。

  • 顔見知りや近くの木材店に問い合わせして購入
  • ネットオークション
  • ネット通販

私には残念ながら木材店の知り合いがいないため、今回はネット通販を利用することにしました。

・たくさんある木材の種類

木材は大きく分けて「針葉樹」「広葉樹」の二つだというのはよく知られています。

針葉樹(スギやヒノキ)は安価で入手可能であり、柔らかく加工しやすいことから建築材料として非常によく使用されています。(香りもややきつめ?) 一方、広葉樹(カシやサクラ)は材自体が非常に固く木目も美しいため、よく高級家具等に使われます。

無垢フローリングは天然木からそのまま切り出したものなので、それぞれの木種が持つこれらの特徴がそのまま出てくることになります。我が家の場合は、リフォーム前が杉材の無垢フローリングであり、傷つきやすさ等による問題は特になかったとのことだったので、今回も杉材を採用することにしました。安いし。

3.無垢フローリング材の張り方

無垢フローリングは天然物です。ホームセンターでSPF材等を購入される方はよく体感されていると思いますが、無垢材はとにかく反ります。材自体がまっすぐではないのです。これは湿度によって収縮・膨張を繰り返す木自体の性質なのでどうすることもできません。(合板は反っている材を上手に重ね、最終的に製品自体の反りを矯正するため歪みはありません。)

今回フローリングを張った季節は夏であり、膨張率が最大の時期。とりあえず膨張させきっておけば後々楽だろうと思い、二週間ほど部屋の湿度に慣らすため放置。

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・使った材料

今回作業に使った道具は以下の通りです。

  • SPF材 本框として利用
  • 電動ドライバー
  • ドリルピット
  • ダンドリビス 極細37mm
  • フロアー材用ボンド
  • レーザー墨出し機
  • 墨ツボ
  • コンベックス
  • 丸ノコ

プロの方は釘打ち機を使用されますが、うちにはコンプレッサーなどの高価な機械はありません。手動です。ビスの他にフロアー釘を使う場合もありますが、ビスの方が圧倒的に楽だと思います。細かい調整は釘のほうがしやすいんですけどね。
あとはボンドですが、木工用ボンドを使うとフロアー材がボンドの水分を吸収してしまい、結果フロアー材が部分的に膨張してしまう恐れがあるため、専用のボンドを使うようにしましょう。(パッケージに適用可能な材料が書いてあると思います。)

・張り始めは本框(玄関)から

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解体のときに撤去した框がこちら。框にも「本框」や「付け框」等色々種類があるのですが、我が家は本框でした。立派な材が使われていたものだ……。「本框を使ってフローリングを貼り始める方が簡単だ」という大工の友人のアドバイスに素直に従い、SPF材を使って本框を作ることに。

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なんの変哲もないSPF材を玄関の幅に切り落とし、大工の友人が一心不乱にカンナ掛けしているのをただただ眺める我々二人……。その後カンナ掛けを終えた友人は満足げに帰っていきました。

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魂のこもったカンナ掛けのおかげできれいになったSPF材に丸ノコで細いピッチで切り込みを入れていき、ノミできれいに整えて溝を彫っていきます。(溝の寸法は購入したフローリング材のおざねの幅及び厚みに揃えます。)

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あとは框側面の適当な位置にドリルピットで穴を上下に10箇所ほど開けておき、完成です。

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元の場所にきちんと框が収まることを確認したら、あらかじめ掘っておいた溝に一枚目のフローリングをはめ込み、そのフローリングを指標として框の取り付け位置を確認。

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先ほど開けておいた側面の穴にビスを打ち込み固定すると、框取付け&一枚目のフローリング張りの仮置き?が完了します。楽ぅ〜〜!玄関から張りはじめる時しかこのやり方は使えませんが、部屋の中心を取って…フローリングの割付を考えて…とするよりははるかに楽な方法ではないでしょうか。

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あとは当て木越しにきつく叩き込み、隙間を可能な限りなく小さくします。(冬の時期の作業の場合は材が収縮しているため、名刺カード等を差し込んで隙間を確保する)きっちり詰まった事を確認したら、めざねの隙間を狙って斜め45度の角度でビスを深めに打ち込みます。

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深くまでビスが打てていたら、このように次のフローリング材をきちんとはめ込むことができます。

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これはビスで表面をえぐってしまった悪い例です…素人だからしょうがないよね…。

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どんどん張っていくとこんな感じに。節ありですが、やはり新品だときれい~~!張り終わったところから、ダンボールや合板を敷いたり養生をきちんとしていきましょう。ドライバー落としたりしたら一発で結構なキズがいきます。

 4.ここまでのまとめ

  • 無垢材も合板も物の値段自体はそれほど違いはない。
  • 無垢材は材種の特徴がそのまま出てくる。
  • SPF材を加工して、框として使用
  • 夏場は可能な限り隙間を小さく、冬場は2~3mm程度の隙間を確保。

画像がどんどん多くなるので今回はここまで。次回は細かい箇所のフローリング張りと材同士の隙間を埋める作業を行います。

↓ (追記 2019.9.19) フローリング張りの続きはこちら

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