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建築に携わる二人で暮らしている家をセルフリフォームしています。

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床リフォーム②|床下断熱材の施工&合板捨張り

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前回から結構期間が空いてしまいましたが、今回は床根太間にスタイロフォーム(断熱材)を嵌め込んでいきます。

前回の記事はコチラ↓

www.archiplay.work

 

1.まず初めに

断熱材とは

断熱材というものは読んで字のごとく、「熱」を「断」つための材料です。簡単にいうと、外からの熱を家の中に入れないためのバリアーのようなもの。ここでいう熱には、夏の蒸し暑い熱気はもちろん、冬の冷え切った冷気も含みます。

つまり断熱材を外壁と内壁の間に敷き詰めておくと、外からの温度を家の中に入れない=夏涼しく冬温かいという理想的な住環境を作り出すことができる!というのが基本的な断熱の考え方です。

断熱材にもいろいろ種類があり、板状のものもあれば、薄手のマットのようにヘロヘロしたもの、スプレーで吹き付けた後にモコモコと発泡するタイプのものがあります。模型等を作る人たちにとっては板状のスタイロフォームは聞き馴染みがあるかと思います。よく土台として削られまくってるやつですね。

快適な空間のための床下断熱材

そもそも昔ながらの日本家屋というものは、日本の高温多湿な夏の暑さに対抗することを最優先として、家のスタイルが作られてきました。どういうスタイルかと一言でいえば、「風通し最優先」。まあ木造ですから湿気は天敵です。とにかく風を通して湿気を外に追い出せ!冬?!冬は服着こめばいいだろ!!というスタイルです。和室の土壁も畳も全て、湿度をコントロールする能力の高い材料だからこそ、今までずっと採用されてきたのでしょう。

さて築40年程度の古い我が家ですが、もちろん断熱材というものは、天井・壁・床どこをとっても一切入っていません。ただでさえ外気を遮るもの(=断熱材)が無いうえに、住んでいる場所が盆地なためか冬季の底冷えが半端ないのです。外気温と室内温度一緒じゃないのってレベル。壁・天井あるのここ?極度の寒がりである私にこの家は本当にきついのです。どうにかしてくれ!

と常々言い続けていたのですが、今年の春に外壁補修工事をした際にちゃっかり、南面の壁にだけですが、断熱材を業者さんに入れておいてもらったのです。(合板が貼られている範囲に断熱材を入れてもらいました。)

断熱材施工済みの壁

これで勢いづいた私は、床のフローリングを剥がしたついでに床下にも断熱材を入れることにしました。

2.床下断熱のやり方

断熱材(スタイロフォーム)

今回使った断熱材はコチラ。先ほど業者さんに入れてもらった断熱材は薄いマット状のものでしたが、床に断熱材を入れる場合は固い板状(ものすごい軽い)の断熱材を使っていきます。「押出発泡ポリスチレン板」、俗にいう「スタイロフォーム」「カネライトフォーム」ですね。青色・ピンク色と色々ありますが、販売元が違うだけで性能は大体一緒です。

大引と根太の関係

断熱材の厚みは9mm、12mm、20mm…とバリエーションが豊富です。今回は根太の大きさと大体同じt=30mmのものを選びました。

断熱材を敷き詰める

床組みの様子

断熱材を根太間の寸法に合わせてカッターでカットしていきます。気持ち大きめにカットした断熱材を大引(赤色の木材)に乗っける感じで押し込むので、床下に落ちることはありません。写真の赤丸の部分のように、大引の上に乗せることができない箇所は、ビスを横向きに打ち込んで、そのビスに引っ掛けるようにします。

床断熱施工状況

あとはひたすら根太間に押し込み、たまに加工し、さらに押し込みの作業の連続です。

作業時の足元には注意

断熱材施工状況

どんどん作業が進むにつれて、足元にぱっと見で床ができたように錯覚するのか、作業中何度か断熱材を踏み抜きました。いきなり床が抜ける感覚は非常に心臓に悪いので、合板等を敷いて安全地帯を確保しておいた方がベターかも。まあ、敷いても踏み抜きましたが。

断熱材施工状況

床組みの形状がややこしい玄関部分も細かく調整しながら嵌め込んでいきます。

断熱材施工状況

本当は隙間があっては意味がないのですが、あまりにも変形している箇所は手抜き工事です。まぁ…玄関(非居室)だし…。

3.ベニア合板を捨て張り

割付方法

全体に断熱材を嵌め込めたら、一気にベニヤ合板を敷き詰めます。合板の割付方法についてですが、部屋の真ん中(色がついている所)は買ってきた合板を加工せず定尺のまま(真物)貼ることができます。部屋の中央線と真物合板の中央線を一致させるように置き、その両側の寸法に合わせて合板を加工します。(大体の既存の壁はまっすぐではないので注意。)

ベニア合板をビスで固定

合板を敷き詰め終わったらいよいよビスで根太に固定していきます。が、その前に根太の位置を壁にマーキングしておき、そのマーキングをもとに墨ツボで墨を弾きます。

墨付状況

ちなみにこの墨ツボものすごい安くて飛びついたんですが、自動巻取り機能がついていないタイプのものでした。自動巻取りしない場合は一回一回手動で糸を巻き取らないといけないのでものすごい時間がかかります。セコカンの感覚でほとんどの墨ツボには備わっている機能だとつい思い込んでいました…。もし購入を考えておられる方がいたら「自動巻取り機能」の有無は要確認です。

あとはもうひたすら線に沿ってビスを打ち込み続けます。ビス間隔は大体15cmくらいですが、後半は早く終わらせたい気持ちが勝ってまぁまぁ広めな間隔で強行しました。

ビス間隔参考

4.やっとのことで完成

合板捨張り完了

まずは完成したものをドーン!

一見すると普通の床ですが、夏の暑い時期にクーラーなしだったこともあり、文字通り並々ならぬ汗を流して頑張りました。やっぱりちゃんとした床があると、地に足がついた感覚がして気分が落ち着きますね。

次はついにフローリング材を敷いていきます!さっさと床をやっつけるぞ!

↓ (追記 2019.9.15) 無垢のフローリング材を敷きました!

www.archiplay.work

5.余談ですが

室内から外への熱の通り道に一番なりやすいのは、面積の大きな壁や床ではなく、実は「窓」です。

なので今回のように床や壁を剥がして断熱材を入れるという手間をかけなくても、窓ガラスを遮熱性の高いものに交換したり、最近流行りの「内窓」を設けるだけでも十分住環境を改善することは可能です。😊

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